バナナの葉の香りと炭火のおこげが、きのこにほんのりとしみ込んだ、自然の滋味たっぷりの家庭料理。ライムと醤油をひとふりして、お召し上がりください。
"シィウ"とは味噌の意で、特製のたれに漬けて熟成させた大豆と生姜をからめた独特の"味噌あん"は、この道一筋のプロがつくっています。一般の家庭では、市場でこの"味噌あん"を買ってきて、揚げ魚にからめて調理します。
カンボジアの家庭料理の中で、特に手軽につくることができ、それだけに食卓にのぼる頻度も高い料理です。保存食である干し魚をからっと油で揚げて裂きほぐし、スイカやマンゴーにのせていただきます。干し魚の濃厚な味が、スイカやマンゴーの甘味に溶け合って、ふわっと広がる瞬間がなんともいえません。
カンボジアでは、ご飯と一緒にいただきます。
このおいしさがわかるようなら、あなたもカンボジア通!
焼いた白身魚を細かく刻み、プラホックや香草と混ぜ合わせ、熱湯をそそぎ、ライムをかけたもの。プラホックの味が薄まり、さわやかで食べやすい料理となっています。野菜といっしょにいただきます。